MESSAGE FROM WORKERS

社員メッセージ

「メーカーの根幹を担う生産現場。進化の鍵を握るのは人や生産設備との“対話”」岩谷 悠 Iwatani Yu:生産部門 生産本部 静岡富士山工場 生産部 2013年入社 理工学部環境システム学科卒

生産工程の課題を一つひとつクリア
試行錯誤の連続で工場は進化する

静岡富士山工場は、2014年に竣工した卵焼き製品の主力工場。私がその立ち上げメンバーの1人として配属されたのは、入社2年目に入る直前でした。始めのうちは、生産設備の動作テストを行う毎日。本格稼働までの約半年間は、生産ラインの調整や改善作業に追われていました。最大の問題は、商品開発の試作ではできていたものが、実際の生産現場では安定した商品にならないこと。基本的には試作設備と生産設備のスケール差によって起こる不具合がほとんどでしたから、ライン上のわずかな調整や独自のノウハウの組み立てを試み、少しずつ課題をクリアしていきました。

例えば、卵を焼く工程に問題を見出しては何度もテストを重ね、焼き目のムラを克服。しかし、そこで問題なく焼くことができても、次は袋詰めの工程で台無しになってしまうこともありました。これも設備メーカーの方や工務課と共にラインと格闘し、解決していきました。現場とリアルに接する者が、専門家としての知恵を惜しむことなく出し合い、まさに総出で問題点を解決していくのです。妥協せず、試行錯誤し続ける重要さを学びましたね。工場は、こういった日々の繰り返しによって進化していきます。

安全操業の実際を担うのは
従業員一人ひとり
食品工場という元気な
コミュニティを創る

生産ラインの機械設備の調整ができても、それだけで完璧な商品ができるわけではありません。商品の品質や安全操業の実際を担うのは、従業員一人ひとり。商品を安定的に生産できるよう、従業員の熟練度に合わせて指導することも、私の重要な仕事です。例えば、同じ厚焼き卵でも、商品によってそれぞれ焼き色が決められているため、誰が担当しても同じように色をつけられるようにしなければなりません。そこで、品質管理課の協力を得て、焼き色の基準を写真付きで一覧にしてもらい、誰でも一目で判断できる方法を試してみました。それを現場で活かすよう指導した結果、商品の品質が飛躍的に向上したんです。この時は、従業員と一緒に喜びを分かち合いましたね。

静岡富士山工場の従業員はパートタイマーやアルバイトなどの女性が多く、母親ほどの年齢の人もいます。私は入社して数年しか経っていないので、年齢だけでみれば単なる若者ですが、工場内では上司にあたるわけです。だからこそ、従業員との接し方をよく考えています。人を相手にする以上、言葉だけでわかってもらおうとしても駄目。従業員と共に身体を動かしてラインに触れ、納得感を醸成することで、安全で安定的な操業が叶うんです。商品を作ってはいますが、結局はそれを作る人との接点を広げることで、食品工場という一つの元気なコミュニティを創っているのかもしれません。

全ての人、全ての生産設備との
“対話”が活力に
生産現場から経営的視点を
育むことの可能性

最新の設備・機械にも、正直、“機嫌”の良い時と悪い時とがあります。生産ラインは丁寧に育てていくべき“生き物”のようなものかもしれません。そこでの私の課題は、全ての人と生産設備との“対話”です。安全で安定的な稼働のために、工務課や品質管理課などと連携を図り、従業員と会話を交わし、その上で原材料の卵、そして設備や機械とも対話を重ねること。それが私の業務の核心です。この多面的な対話による活力こそが、生産ラインを育てるための大事な糧になっていくはずです。

生産現場が好きですね。上司から、「水を得た魚のようだ」と言われたこともあります。現在は卵焼き製品専門の工場に勤務していますが、ゆくゆくはマヨネーズやロングライフサラダといった他の主力商品の生産ラインも経験し、全社の生産現場に精通した“現場に強い”生産管理者に成長していきたいですね。品質管理上の知識や生産工程の個別の技術も習得し、もっと自分のスキルを高めたいと思います。最近思うのは、生産現場から市場までの流れ全体を見通すことによって、経営的視点を育むことも可能ではないかということ。ただし、この問いへの答えはもう少し先になりそうです(笑)。
SCHEDULE 新人時代のある日の私
※ 静岡富士山工場に“新人”として赴任した頃の
「ある日」の私です。
8:30

朝礼

事務所と生産現場で1回ずつ行う。
9:00

現場内清掃

これは全員参加。工場内を常に清潔に保つという意識を育てるための教育的効果もある。
従業員の意識づけと共有感が大切。
10:00

各設備・機械の動作テスト

生産ラインは“生き物”と同じ。工場を立ち上げた時の経験が設備・機械についてもっと知りたいという気持ちの源泉になっている。
12:00

昼休み

昼どきの社員食堂はいつもにぎやか。従業員との会話もはずむ。
13:00

設備・機械のテスト結果報告
及び打ち合わせ

設備メーカーや商品開発部門を交えて、生産設備・機械のテスト結果を報告し合う。この結果を現場の従業員へいかにフィードバックするかが課題だ。
14:00

従業員の雇用面接

パートタイマーなどの面接に同席。工場を安定的に稼働させるために不可欠な“人財”の採用に、自然と熱い気持ちが湧いてくる。新人の自分は、一緒に働くイメージを持てるかどうかが判断基準。
15:00

商品の生産テスト及び結果報告及び反省会

実際に厚焼き卵や錦糸卵をラインで作ってみる。そして、出来上がった商品を条件ごとに並べ、この日の最適条件を見出す。
17:30

現場内の清掃

1日を振り返りながら、生産ラインはもちろん、原材料の容器・パイプ、床に至るまで、ピカピカにする。安全と共に、清潔であることが食品工場の基本中の基本。
18:30

退社

従業員と共に居酒屋へ立ち寄ることも。お酒好きの自分には、リラックスの場。
RELAX COLUMN 私のイチオシ商品

新製法により、卵の風味豊かな
ふっくらとジューシーな仕上がり
惣菜亭®シリーズ
(厚焼き卵、だし巻き卵、錦糸卵)

卵の風味や焼き立ての美味しさを楽しむことができる卵焼き製品のシリーズです。このシリーズは、工場におけるラインテストの段階から携わっており、初回生産やリニューアルまで見届けてきたので、とても愛着があります。商品の中でも、厚焼き卵とだし巻き卵のパッケージには富士山のシルエットが描かれているので、特に気に入っています。
この商品を使ったレシピなどはこちら
社員一覧
  • 購買部門 齊藤 大樹 購買本部 購買2部 2009年入社
  • 商品開発部門 西尾 由香 商品開発3部 開発1課 2009年入社
  • 販売部門 中野 早紀 CVS本部 第1ユーザー統括第1事業部 2014年入社
  • 生産部門 岩谷 悠 静岡富士山工場 生産部 生産2課 2013年入社